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犬回虫

犬回虫

投稿者 hagiwara | 予防, 勉強会

母犬からの経胎盤、経乳感染によって仔犬が感染することが多いといわれています。他、感染幼虫の直接摂取による直接感染、幼虫を保有する待機宿主の摂食による間接感染があるといわれています。成虫は小腸に寄生します。感染すると、仔犬では重症になることもあります。(発育不良、腹部膨満・間欠性下痢・貧血など)成犬では感染した幼虫が全身の組織内で被嚢して発育を休止します。

症状は食欲不振・嘔吐・下痢・発育不良などがあり、仔犬での多数寄生では腹囲膨満、神経症状、腸重責がみられることがあります。
診断は糞便検査による虫卵検出になります。
治療は消化管内成虫の駆除になり、多くの駆虫薬は体内移行中の幼虫には効果がありません。2週間隔で虫卵が陰性になるまで駆虫薬を投与します。
予防は仔犬では定期駆虫を行い、環境中への虫卵の排泄を防ぎ、糞便の適切な処理を行うことです。

*犬回虫のライフサイクル*

20091127-05

生後間もない子犬は気管型移行することが多く、半年以上のわんちゃんでは全身型移行することが多いといわれています。
気管型移行は、成熟卵→小腸粘膜へ侵入→肝臓→心臓→肺→細気管支→気管→食道→胃→小腸→産卵という経緯をたどります。
全身型移行は、成熟卵→小腸粘膜へ侵入→肝臓→心臓(ココまでは気管型移行と同じです)→全身の諸臓器(第2期子虫のままとどまり6ヵ月以上生存します)→妊娠・出産時に経胎盤・経乳感染し、仔犬に感染します。
この寄生虫は人獣共通感染症で、まれに人へも感染するといわれています。回虫の成熟卵を経口摂取することにより感染します。回虫卵に汚染された砂場などが感染源になります。わんちゃんとの過度な接触により感染することもあります。

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お問い合わせ:TEL 042-531-3912

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