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アニマルスタッフ・ハリー君

アニマルスタッフ・ハリー君

投稿者 osawa | ハリー君日記

こんにちは。看護士の大澤です。
今日はマミー動物病院のアニマルスタッフをご紹介させていただきます。

名前:ハリー
犬種:シェットランド・シープドッグ(シェルティー)
性別:男の子(去勢済み)
誕生日:2007年2月10日生まれ
好きなこと:遊ぶこと・ひざに乗ること・わんちゃん・ねこちゃん
出来ること:おすわり・待て・ふせ・お手・おかわり・あご・ハイタッチ・くるっとおまわり♪・
名前呼ぶと戻ってきます。

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ハリーは生後2~3ヵ月の時に来て今年の8月までペットショップにいました。
もともとお店で売られる子だったのですが【家族性皮膚筋炎】という皮膚の病気であることが判明しました。
鼻の頭・耳の先・手足の毛がはげてしまいしっぽの先は壊死して取れてしまってます。
それからはペットショップ・病院スタッフにたくさん可愛がられて育ちました。
性格は温厚で小心者で落ち着きがなく、遊びが大好きでネコのような動きをして遊んでいます。
ペットショップにいたためかわんちゃん・ねこちゃんが大好きです。
しかし今までペットショップ内で人の目に触れることなく生活してきたのでスタッフ以外の人を知りません。
なのでユニフォームや白衣を着ていない私服の人にはものすごく吠えてしまいます。(未だに病院でも私服に着替えると吠えます;)
小さい頃は皮膚のこともあり外にすらでたことがないので今ヒト・乗り物・音に慣れさせるための訓練中です。
外を散歩しているのですが見るもの全てにビックリしながら歩いています。
わんちゃんには【社会化期】というものがあります。
生後3~8週齢の間にヒト・生き物・乗り物・音などに慣れさせる時期があり少なくとも1才くらいまでにその経験がないとなかなか慣れるものではありません。ハリーはその社会化期を経験してこなかったので今頑張って訓練しています。。
今自分たち以外のヒトに慣れさせる訓練を兼ねて病院内をうろうろしていることがあります。
病院に入ってきた方に対して吠えたりうなったりすることがありますがでも決して噛みついたり
襲ったりすることはありませんのでおうちのわんちゃん・ねこちゃんとお友達になっていただけたらいいなと思います。
6時くらいには外をお散歩していますので挙動不審なシェルティを見かけたらその際もぜひ声をかけてあげてください。
皮膚も見た目は他のシェルティとは少し違いますがヒトや動物にうつることはなく、今現在は皮膚の状態も落ち着いていて普通の子たちと変わらない生活を送っています。
病院にご来院いただいた際にはぜひハリーもよろしくお願い致します。

【家族性皮膚筋炎とはこんな病気です】
病因不明の遺伝的な皮膚と筋の炎症性の病気です。
主な犬種としてシェルティ、ウェルッシュ・コーギー、ジャーマン・シェパードなどがあげられているそうです。
この病気は通常6ヵ月までに発症し、症状として顔・手足・しっぽの先の毛がなくなります。
急性期はフケを伴う淡い紅斑ができ、慢性期では脱毛を伴う萎縮性の黒褐色色素斑が特徴です。
家族性皮膚筋炎の診断は臨床像や外部の検査センターに送って診断され、治療方法は確立されていません。
予後は比較的良いと考えられていますが重症の筋症状で死亡例や突然死の可能性もあります。
また成犬になってから再び再発することもあるそうです。

お問い合わせ:TEL 042-531-3912

■東京都立川市のマミー動物病院/対応エリア

<東京都> 立川市、武蔵村山市、昭島市、福生市、瑞穂町

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