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『熱中症』について

『熱中症』について

投稿者 shimura | できごと, 立川市マミー動物病院ブログ

 

こんにちは、看護師の志村です。
最近は気温も高くなり、だんだんと暑い夏が近づいてきた感じがしますね。

そこで今回は『熱中症』について書きたいと思います。

【熱中症の症状】
わんちゃんは暑いと浅く速い呼吸になります。
この行動は舌を出し唾液を蒸発させて体温を下げようとするためにおこなわれます。
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この行動をパンティングと呼びます。
熱中症の初期症状はこのパンティングがさらに速くなり、大量のよだれを流し始めます。

症状が悪化すると体温が上昇し、脈も速くなり口の中や目の粘膜が充血しはじめます。

さらに体温が高くなると脱水症状により酸欠症状をおこし、
舌の色が紫色になります。(チアノーゼといいます。)
また、けいれんや嘔吐、下痢をおこす場合もあり重篤な場合には死に至ることもあります。
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【熱中症になりやすい犬種】
パグやシーズー、フレンチブルドッグなどの短頭種。
その他にも寒い地方出身の犬種。(シベリアンハスキー、セントバーナードなど)
また、老犬や子犬、太っているわんちゃんや療養中のわんちゃんも
熱中症になりやすいといわれています。
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【熱中症の対策】
わんちゃん用のベットや犬小屋などはなるべく日陰に移動しましょう。
そしていつでも新鮮な水を飲めるようにしましょう。

真夏はクーラーをつけておくのがベストですが、難しい場合は
わんちゃん用のアルミ製やジェル製のクールマットを敷くか、
ペットボトルに水を入れ凍らしたものを置いておきましょう。
※ジェル製のマットは咬んで中身を出していまう場合もあるため気をつけましょう。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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お問い合わせ:TEL 042-531-3912

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